ここではモノが感じる、人とヒト、人とモノのお話を紹介します。
Christmas
毎年のように年末のこの忙しい時期に、街中が彩られ、寒い中を行きかう人達の心を温かく包み込んでくれる雰囲気のある時期のように感じます。
クリスマスツリーは、モミの木の純粋な緑が一年中を通して色を変えないで、真っ直ぐ空に向かって伸びていく事から、人の永遠の望みを表しているそうです。また、人が天に帰れるという想いの象徴でもあると言われています。
そのツリーに、人の為に流されたキリストの聖なる血を忘れないように、深遠で情熱的で鮮やかな、神からの賜物の象徴の赤い飾りを付け、上には燃える望みを示す星を飾り、鈴の音で、人も神の群れに帰れるようにという意味のある鈴をつける。クリスマスツリーには、そのような意味があり、また、永遠の望みを表すモミの木に思い思いの飾り付けをする事で、みんなが健康でいられる事への感謝も表しているようです。
今の時期よく見るクリスマスツリーに、そんなに意味があったことは知らずに、綺麗で鮮やかに輝くツリーを何気なくただ見ているだけで心が温まり、少し楽しくなったように感じるのは、昔からのクリスマスツリーに対するそのような想いが、あの輝きの中に詰まっているからなのかもしれませんね。
また子供達にプレゼントを届けるサンタクロースは、ヨーロッパの聖人が貧しい家族に煙突から金貨を投げ入れたことが起源とされいるそうです。
小さい頃、朝起きると枕元におもちゃやお菓子が置かれていて、本当にサンタクロースがいるように想っていた記憶は、・・・・・今となっては無いのですが、両親の愛情表現で、また人に対するやさしさを教えてくれていたのかもしれません。現在のプレゼント交換やデコレーションも、大切な家族や友人、恋人との出会いや絆に感謝して、一緒に楽しい時間を過ごし、純粋にその愛を伝え、共に感じたいという願いも込められているのだと思います。
人と人の絆を深めて、ともに心地よい時間を一緒に過ごせるクリスマス。
今年のChristmasは、皆様のもとにどんな素敵なモノが届くのか、今から楽しみですね!