ここではモノが感じる、人とヒト、人とモノのお話を紹介します。
憧れのフランス、パリ。
大阪から飛行機で約12時間。
結構な長旅でしたが、そんな疲れも吹き飛ぶくらいに素敵な街でした。
まず驚かされたのが、街並みや建築物のきれいなところです。
まるで映画の中にいるかのような、そんな素敵な気分にさせてくれます。
訪れた時期が7月の半ばだったので、気候も良くとても気持ちの良いものでした。
丁度私の友人がパリに住んでいるということもあり、街を案内してもらうことになりました。
この友人は、日本を離れてchristian collinというパリにあるとってもかわいいお花屋さんでがんばってお仕事をしています。
そんな友人の案内のもと、観光第一弾として、赤い2階建ての観光バスに乗ることになりました。このバスは、パリ市内の観光名所を細かく廻ってくれて、また、一つ一つ座席に音声ガイドもついていますので初めての方におすすめです。
この日は天気も良かったので、屋根の無い2階席に座り、ちょっと荒っぽい運転がまた楽しくて、気持ちの良い風を切って走りました。
バスを降りてからは、エッフェル塔を見たりオペラ座周辺の観光やショッピングを楽しみました。ちょうどパリはセール真っ只中ということもあり、わたしもお目当てのレペットのシューズや、かわいい雑貨やお菓子など、たくさんお買い物ができて満足感でいっぱいでした。
観光は他にもルーブル美術館やサクレクール寺院、世界遺産でもあるモンサンミッシェルも見に行きました。この中でも特にご紹介したいのは、モンサンミッシェルについてです。
モンサンミッシェルは、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に建てられた修道院のことです。
パリからはだいぶ離れているので、バスで片道4~5時間ほどかかりました。
こちらはツアーでの参加でしたので、モンサンミッシェルに向かう途中にブブロンオンノージュ村というフランスの田舎町にも立ち寄ることが出来ました。
この村は、153ある「フランスのもっとも美しい村」の1つに認定されていて、17世紀に建てられたとってもかわいいな木組みの家々が並んでいます。
よく見ると一つ一つの家のデザインや木の組み方が違っているのに、全体的にとても美しい調和があり、まるで絵本の中に迷い込んでしまったかのような気持ちにさせてくれます。
30分も歩けばぐるっと一周できてしまうほど小さな村でしたが、おいしいケーキ屋さんやかわいい雑貨屋さんが立ち並んでいて、とってもはしゃいでしまいました。
そんなブブロンオンノージュ村を出て、またバスに乗り込みいよいよモンサンミッシェルへと出発しました。
ずっと走っていると、バスからモンサンミッシェルが見えてきました。
その姿はとても幻想的できれいなものでした。
島は、修道院を取り囲むように周辺は小さな街になっていて、多くの人たちで賑わっていました。この修道院は8~19世紀の間、歴史に応じて姿をかえてきたため、さまざまな建築様式が使われています。修道院の上から眺める景色もまたとてもきれいで、道のりは長かったけれど来てよかったと心から思いました。
また、フランスは食べ物がとてもおいしかったです。
美味しいものを食べることが大好きな私は、旅行中は本当にずっと食べていたような気すらします。
パンは言うまでも無くおいしかったですが、サンルイ島にあるベルティヨンというアイスクリーム屋さんをご存知でしょうか?こちらはパリジェンヌにもとっても人気のお店なんだそうです。ここのキャラメル味のアイスクリームが、今までに食べたことのないくらい美味しかったです。
他にもパリ6区にあるビストロ、Cameleonもおすすめです。
お魚やお野菜も新鮮ですし、店内がオープンキッチンになっているなどお店の雰囲気も良かったです。
今回の旅を通じて、様々な出会いや発見がありました。
異国の地を感じることで、気づくことってたくさんあるものですね。